ようやく水虫が治った!あれ、また水虫が再発している。そんな思いをしたことはありませんか?実は水虫は症状がおさまったからといって途中で治療をやめてはいけません!水虫は完全に治ったと判断されるまでは、徹底して治療を行う必要があります。しつこい水虫の完治の方法から、具体的な治療薬、また知っておきたい水虫の情報までおさえておきましょう。

ラミシール、水虫治療には錠剤?軟膏?

水虫治療薬「ラミシール」

水虫はカビの一種である白癬菌に感染して起きる皮膚病です。水虫の治療薬として代表的なものにラミシールがあります。
ラミシールには飲み薬(内服薬)の錠剤とスプレーやクリームや軟膏などの種類がありますが、どれを使うのが良いのでしょうか。

水虫の治療薬は、水虫のタイプによって使い分けることが大切です。
水虫には大きく分けると3つのタイプがあります。

足の指の間の皮が剥けたり白くふやけたりする趾間型、小さな水泡ができる小水疱型、足の裏全体が厚く硬くなる角質増殖型の3つです。

趾間型や小水疱型の場合は、角質層に白癬菌がいるので、塗り薬による治療がメインになります。
軟膏かクリームかローションかスプレーを使いますが、液体になればなるほどかぶれやすいという傾向があります。
かぶれやすい人やローションやスプレーよりも軟膏かクリームを使うのが無難でしょう。

角質増殖型の場合は、白癬菌は奥深くまで入り込んでいるので外用薬では届きません。そのため、内用薬の錠剤を使います。

また、爪水虫(爪白癬)の場合は、爪の中に白癬菌が入り込んでいるので、この場合も外用薬では白癬菌が住み着いているところまでは届かないため、飲み薬を使っています。
しかし、最近になって爪にまででも浸透しやすい外用薬が開発されました。そのため近年は外用薬も使われています。
水虫治療に使う内服薬は、人によってはほかの薬との飲み合わせが良くないために使えないこともありました。また、肝機能障害のために使いにくい人もいます。

爪水虫の場合は、爪がすべて綺麗な状態になって完治するまでには、内服薬では1年、外用薬では1年と数カ月の治療を継続する必要があります。

1年も飲み薬と飲むのは不安があるという人は、爪用のラミシールを使うと良いでしょう。
外用薬であれば、肝機能障害や他の薬との飲み合わせなどの心配をする必要はなくなります。
内服薬が使える人は、内服薬と爪専用のラミシールの外用薬と両方を併用することで、より効果が高まります。

ラミシールは一回の使用でどれくらい効果が続く?

ラミシールの外用薬は、足の指からかかとまで足全体に塗ることが大切です。
自分の目で見て水虫だと判る所だけに塗ったのでは、効果が半減します。
見ただけでは水虫だと判らない所にも白癬菌が潜んでいる可能性があるからです。

外用薬を塗るのは、基本的には一日一回です。ラミシールは、およそ一日効果が持続します。
白癬菌を洗い落として薬が浸透しやすくなっているお風呂上りが、ベストタイミングです。
効果を高めようと思ってそれ以上塗ったところで、かぶれやすくなるだけです。
特に指示された場合以外は、一日一回が基本的な使い方です。

水虫を完全に治すには、角質層の奥に入り込んで潜んでいる白癬菌もやっつける必要があります。
新しい綺麗な角質に生まれ変わるまでには3カ月ほどかかります。薬を塗ると、1週間から2週間くらいで見た目はきれいになります。
しかし、ここで「治った」と思って薬を塗るのを止めてしまうと再発する可能性が高くなります。

見た目の症状が良くなったからといって薬を塗るのを止めるのではなく、少なくとも3カ月は薬を塗り続けることが大切です。

薬を塗る量としては、人差し指の爪から第一関節まで薬をチューブから出した時の長さで、片足の半分くらいを塗ってください。
10グラム入りのクリームを両足に使った場合、2週間くらいでなくなるはずです。

爪水虫の場合は、すべて新しい綺麗な爪になるまでには1年から1年半ほどかかります。
爪水虫の治療は長期戦になりますが、根気よく治療を続けましょう。

水虫が完治したかどうかは、自己判断は禁物です。
白癬菌が残っていないかどうかは、優秀な医師でも肉眼で見ただけでは分かりません。
顕微鏡で白癬菌がいなくなっていることを確認してもらいましょう。