ようやく水虫が治った!あれ、また水虫が再発している。そんな思いをしたことはありませんか?実は水虫は症状がおさまったからといって途中で治療をやめてはいけません!水虫は完全に治ったと判断されるまでは、徹底して治療を行う必要があります。しつこい水虫の完治の方法から、具体的な治療薬、また知っておきたい水虫の情報までおさえておきましょう。

水虫の治し方を知る前に原因を知ることが重要

水虫

足がかゆくて水虫になったみたいだけど薬を塗れば治るだろうと思うのは、少々浅はかな考え方です。
水虫を治すには、まずは原因を知ることが重要です。原因を知らずに薬だけ適当に塗っていたのでは、また再発することになりかねません。

水虫は夏になると日本人の4~5人に1人がなっているし、老人ホームなどの高齢者施設では入居者の8~9割に水虫が見られたという報告もあるくらい、ありふれた皮膚病です。
それ故に軽視されがちですが、きちんと原因を知る方法が治し方の一つになります。

水虫は、カビの一種である白癬菌に感染して起きる皮膚病です。白癬菌は15度以上70%以上の環境で急激に増えます。
また、白癬菌のエサとなるのが角質や爪に含まれるケラチンというたんぱく質です。
足の裏は角質が厚いのでケラチンも豊富なため、水虫にとってはとても住み心地の良い場所です。

白癬菌が角質層に入り込むまでには、足に白癬菌が付着してからおよそ24時間かかると考えられています。
1日1回、足を綺麗に洗えば白癬菌が入り込む前に流れ落とすことができます。しかし、足に傷があるとその半分の12時間ほどで入り込んでしまいます。

綺麗にしようとナイロンたわしなどでゴシゴシとこするのはNGです。皮膚を傷つけて余計に白癬菌が入り込みやすくなります。
ちゃんとお風呂で綺麗に足を洗っているけど、水虫になったという人もいるでしょう。白癬菌は足ふきマットや床などに付着していることもあります。
せっかく入浴して足を綺麗に洗っても、足ふきマットに白癬菌がついていると、そこから感染してしまいます。

足ふきマットはこまめに洗うことや、太陽に当ててしっかりと乾かすことが大切です。
フローリングを素足で歩いた時は、フローリングの床にも白癬菌がこびりつきます。掃除機をかけたり拭き掃除をこまめに行ったりしましょう。

水虫だと思って受診しても、そうではなかったというケースも少なくありません。
水虫かどうかを知る方法は、皮膚を少しこすり取るなどして顕微鏡で白癬菌を確認する必要があります。

いくら名医と呼ばれている皮膚科医でも、肉眼で見ただけでは判断できません。
診断が正しくなければ、治療も無意味になります。正しい診断こそが、一番の治し方だとも言えます。
顕微鏡で確認する以外に白癬菌に感染しているかどうかを知る方法がないので、きちんと皮膚科を受診して確認してもらいましょう。

女性に多い水虫の原因とは?

水虫と聞くと、一日中靴を履いて仕事をしている営業マンの病気だとかおじさんの皮膚病だというイメージを持つ人が多いでしょう。
しかし、近年は女性の水虫患者も増えています。
女性の場合は口外しないだけで、実は女性の7割に水虫の経験があるというデータも見られます。

女性の場合は、先の細いパンプスを履くことが水虫になりやすい原因の一つだと考えられています。
指と指が重なり合うために、通気性が悪くなり蒸れやすくなります。

また、最近はファッションを先取りするためにまだ残暑の厳しいうちからブーツを履く女性も多いですが、ブーツの中の湿度は90%を超えています。
これもまた、白癬菌にはとても心地よい環境です。
そしてストッキングも水虫の一因だと考えられます。綿のソックスと比べると吸水性や吸湿性が劣ります。

女性も男性と同じように一日中靴を履いている人が多くなったうえに、男性よりも吸湿性の悪いストッキングを一日中履いています。
働く女性は男性以上に水虫になりやすい環境下です。

女性に水虫が多くなっているのはこのような背景があります。
これらの原因を知って正しい知識を知ることは、治療法の一つと言えます。原因が判ればそれを極力回避すれば、治りが早くなります。

先の細いパンプスではなく先の広い靴を選び、職場についたら通気性の良い靴に履き替えるなどが早く治る方法であり、水虫の予防法です。
ブーツを早い時期から履くのを避け、暖房の効いているオフィス内ではブーツを脱ぐなどの対策をとりましょう。
せめて昼休みだけは靴や靴下を脱ぐとか、午前と午後でストッキングをはき替えたいものです。
ファッションよりも、皮膚の健康第一です。回避できる原因は極力回避しましょう。

水虫のことをもっと詳しく知る方法としては、皮膚科のホームページなどを見ると良いでしょう。皮膚科専門医の書いた記事がベターです。

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